2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

一郎くんの箱庭療法〜「普通」の人のための箱庭療法の説明書【事例編】①〜

「普通」の人のための箱庭療法の説明書箱庭療法という心理療法がある。やり方はいたってシンプルで、砂が入った箱の中にミニチュアを並べて、好きなように表現するというだけ。その表現されたものを、作り手であるクライエントと、見守り手であるカウンセラ…

多様性の時代〜ぺこぱの登場を通して見る現代論〜

もう1年半くらい前のことになる。2019年末のM-1で、ぺこぱが世の中に衝撃を与えた。 それは、別の言い方をするなら、ぺこぱが共感される世の中になった、ということでもある。 ぺこぱの登場を、何人かの有名人は、多様性の時代がきたと評した。 「多様性…

知的障害者として生きる〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書14〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。このマガジンは、『一緒に作るマガジン』という設定。「受け身ではない、主体的な学びの機会を作りたい」 という思いからの『一緒に作…

知的障害って?〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書13〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。このマガジンは、『一緒に作るマガジン』という設定。「受け身ではない、主体的な学びの機会を作りたい」 という思いからの『一緒に作…

【予告】【新連載マガジン】臨床心理士による子ども支援コンサルテーションの実際(仮)

私は臨床心理士として、保育所や学校、障害を持つ子どもが通う通所支援事業所等に対するコンサルテーションを行ってきた。「さまざまな背景を持つ子どもをどのように捉えればいいのだろう」「一人一人の子どもに合わせた支援をどのように考えればいいのだろ…

学習障害(LD)であるということ〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書12〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。このマガジンは、『一緒に作るマガジン』という設定。「受け身ではない、主体的な学びの機会を作りたい」 という思いからの『一緒に作…

多動性・衝動性(ADHD)ってなんだろう〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書11〜

一緒につくるマガジン【「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書】と題して、マガジンの連載をしている。 「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書|臨床心理士 たんす【fromこども心理相談室コンテイナー】|note 「発達障…

(予告)「普通」の人のための箱庭療法の説明書【事例編】

「普通」の人のための箱庭療法の説明書【理論編】箱庭療法という、あまりメジャーでもない心理療法を、世の中に広めたいという想いでマガジンを作成した。 箱庭療法は、現在、精神科の病院や児童相談所などで、いわゆる「特別」な人に対して行われている。し…

おわりに〜親との関係をよくしたい人のための「愛着理論」の説明書5〜

本マガジンでは、親との関係をよくしたい人に向けて、愛着理論についてまとめてきた。 本マガジンを通して伝えたかったこと。それらを振り返りながら、本マガジンのまとめとしたい。毒親の影響は克服できるこんなことは言わずもがなのことではあるが、子ども…