臨床心理士
子どもとのセラピーにおいては、子どもが何らかの作品を作ることは多い。絵を描くこともあれば、文章を書くこともある。粘土で何か作ることもあれば、箱庭作品を作ることもある。子どもたちは、言葉で自分の思いを表現することに長けていないから、言葉以外…
臨床心理学的な視点から、服について書いてきた。 服やファッションについての指南書は数多くある。ファッション雑誌も毎月山ほど出版されている。 しかしそのどれもが、流行のシルエットやカラーの紹介や、肌の色と服の色の相性や、体型と服のシルエットの…
前回までの話世の中には、自分の心が服に表れている人と、自分の心が服に表れていない人がいる。 自分の心が服に表れている人は、その人がイメージするその人自身(自己イメージ)と、その人が着ている服がぴったりと一致している人であり、それは服が似合っ…
前回までの話世の中には、自分の心が服に表れている人と、自分の心が服に表れていない人がいる。 自分の心が服に表れている人は、その人がイメージするその人自身(自己イメージ)と、その人が着ている服がぴったりと一致している人であり、それは服が似合っ…
前回までの話世の中には、自分の心が服に表れている人と、自分の心が服に表れていない人がいる。 自分の心が服に表れている人は、その人がイメージするその人自身(自己イメージ)と、その人が着ている服がぴったりと一致している人であり、それは服が似合っ…
前回までの話世の中には、自分の心が服に表れている人と、自分の心が服に表れていない人がいる。 自分の心が服に表れている人は、その人がイメージするその人自身(自己イメージ)と、その人が着ている服がぴったりと一致している人であり、それは服が似合っ…
前回までの話世の中には、自分の心が服に表れている人と、自分の心が服に表れていない人がいる。 自分の心が服に表れている人は、その人がイメージするその人自身(自己イメージ)と、その人が着ている服がぴったりと一致している人であり、それは服が似合っ…
前回までの話世の中には、自分の心が服に表れている人と、自分の心が服に表れていない人がいる。 自分の心が服に表れている人は、その人がイメージするその人自身(自己イメージ)と、その人が着ている服がぴったりと一致している人であり、それは服が似合っ…
前回の話世の中には、自分の心が服に表れている人と、自分の心が服に表れていない人がいる。 その人がイメージするその人自身と、その人が着ている服がぴったりと一致している人の場合、服はその人の心を表していると言える。 自分が表現したい心の一部が、…
カウンセリングを受けることで、どのような結果が現れるだろう。そんなことを考えていると、「結果にコミットする」というライザップのCMが流れてきた。 ライザップは、「課題解決型」のビジネスであり、ライザップは結果にコミットする。ライザップがコミッ…
服と心の不一致心は、人と人との間に表れる。服は、心の一部を表しているものである。だから、心と同じように、服も、人と人との間に表れてくるものであり、目の前の人との関係性によって表れる服は変わってくる。 前回はこのようなことを書いた。 でも、よ…
There is a reason for the price of counseling.カウンセリングの価格設定には理由がある。 50分間のカウンセリングのために、カウンセラーは準備をする。カウンセリングが終われば、カウンセリングの記録をする。記録をしながら、クライエントとのやりと…
服とは心そのものである 服とは心そのものである。 こんな風に書くと少し強すぎるきらいもあるけれど、服はたしかに心の一部として表れ出てくるものだと考えている。 服に表れ出てくる心。心は他者との間に存在する。 臨床心理士の東畑開人氏は、「心が一つ…
服とは心そのものである 服とは心そのものである。 こんな風に書くと少し強すぎるきらいもあるけれど、服はたしかに心の一部として表れ出てくるものだと考えている。 服に表れ出てくる心。心は他者との間に存在する。 臨床心理士の東畑開人氏は、「心が一つ…
服と心なんとなく、以前から、服と心には共通点があるのではないかと感じていた。カウンセリングの事例を記録するときには、結構な割合で、クライエントがどんな服を着ているのかが書かれるし、SCT(文章完成法テスト)という心理検査にも、「私の服は」の後…
「嫌われるとか、好かれるとか」について。今日で最終回。不安定な愛着を持つAちゃんのおはなし不安定な愛着を持つ人(仮にAちゃんとする)は、自分が安心するために、最新の注意を払って、他者と「両思い」にならないように振る舞う。Aちゃんは、Bくんに好…
「嫌われるとか、好かれるとか」について。今日は7回目。 「両思い」の世界に生きるには両思いの世界に生きるのか、それとも片思いの世界に生きるのか、その分かれ目に愛着があると前回書いた。 けれど、赤ちゃんの時に母親との間に不安定な愛着が形成され…
三太くんとの箱庭療法三太くん(仮名)小学3年生
「嫌われるとか、好かれるとか」について。今日は6回目。そろそろまとめに差し掛かっている、ような気がする。前回までの記事は以下から。 世界と「両思い」になるための能力は、母子関係の中で作られる前回の記事で、世界と両思いになるためのベースは、母…
「嫌われるとか、好かれるとか」について。今日は5回目。前回までの記事は以下から。 「両思い」を作り出せる人「両思い」を作り出せる人。それは、程度の量はあれ、世界に対して好意を抱いている人である。「人に好かれる人」というのは、「世界に好かれる…
急遽始まった、いつまで続くか、どこに着地するのかわからないシリーズ。今日は4回目。前回までの記事は以下から。 健全な両思い〜ファンタジーとリアル〜これまで、「依存」の割合が大きい、病的な両思いについて述べてきた。では、「依存」の度合いが少な…
前回の続き。 両思いを量産できる人間「両思い」を量産できる人間とはどのような人間だろう。「両思い」にも、病的な両思いから健全な両思いまで、程度の幅がある。病的か健全か、何がそれを決定づけているのかというと、それは「依存」の程度による。 すべ…
一度も会ったことがないテレビのタレントやアイドル、アニメのキャラクターに対して恋をするのも「片思い」である。それは、自分の心の中の「理想」を、彼らに投影して、それに恋をしている状態。生身の他者と共同で生み出したものを抱えるという作業ではな…
人に好かれる人がいる。一方で、人に嫌われる人がいる。 少なくない例外があることは承知の上で、私は基本的には人間関係の中で、「片思い」はないと思っている。ここでの「片思い」は恋愛感情に限ったことでなく、もっと大きな「好意」というニュアンスであ…
精神科医の神田橋條治氏は、心理療法においては『治療の三角形』を作ることがポイントであると言う。 治療の三角形とは、クライエントとカウンセラーという二者の関係で、あるテーマについて眺めること。 「クライエント」「カウンセラー」「テーマ」この3…
カウンセリングでは、ひとりのクライエントに、ものすごく深くかかわる。 深くかかわるために、クライエントのこれまでの育ちを聞いたり、あるいは、心理テストをしたり、またあるいは、クライエントの家族の育ちなんかまで聞いたりする。 そうして、そのク…
生活するために必要なものの大半が、100円で手に入る時代。 世の中には物が溢れている。 それでも日々、大量生産で物が作られ、それらの物は安価で取引される。 高級品と100円ショップに並ぶ品、機能はほとんど変わらない。 職人が国産の桜の木を削り…
生まれつきコミュニケーションが苦手であったり、こだわりがあったり、衝動性や不注意があったりすると、周りから、発達障害と呼ばれたりする。 コミュニケーションが苦手でも、こだわりがあっても、衝動性や不注意があっても、日常生活に困りがなければ、本…
『なにか』をはじめるということ 私たちはいつも、新しく『なにか』をはじめる。 その新しくはじめた『なにか』は、継続されることもあれば、継続されないこともある。 その新しくはじめた『なにか』が継続されなかったとき、その原因は個人の意識の力に還元…
愛着理論において、赤ちゃんは、重要な養育者(多くは母親であるため、以下では「母親」とする)を安心の基地として、探索活動をすると言われている。 外の世界は、自分が知らないことがたくさんある世界。 すごくワクワクするし、好奇心が満たされる世界。 …